ハイパーかじゅ男がハイパーカジュアルゲームをやってみたお

ハイパーかじゅ男がハイパーカジュアルゲームをやってみたお

ハイパーカジュアルゲーム好きなハイパーかじゅ男が2018年を振り返るお

今日は去年2018年のハイパーカジュゲの振り返りと今年2019年の未来予想を行おうかと思っているハイパーかじゅ男です。

 

去年はどんな年?

iOSのストアランキングを振り返ってみると日本もそうでしたがUSが顕著で

上位陣にハイパーカジュアルゲーム達が軒並み上位にいました。

ハイパーカジュアルの王道のVooDoo, GameGendary, Kwaleeなど上位にいましたね。

彼らのマネタイズモデルは安く仕入れて高く売るの典型で

低いCPIでユーザー捕まえて(30-80円ぐらい)、高く広告枠を売る(1000-2000円)。

 

その中でも一番大きなインパクトがあったのはApplovinがLion Studioを立てて市場に大きなインパクトを与えたことにあったのかなーと思います。

Applovinはアプリアドネットワークの独立系の中ではダントツの強さがありその案件量、在庫量、それらを生かすアルゴリズムがかなり強かったのですが

"在庫を自分で持てばもっといいんじゃね?"ってなったんでしょう。

とはいえ、このアイディアって結構みんなアドネはあるかと思うのですが、これを実施して結果を出せたのはやはりすごいですよね。

KPIなどのはある程度把握していて、知見もありそれらを活かしつつAppLovinの資産をフルで使いこなした結果かと。

LionStudioがアプリ主になることでDemand/Supplyに置いてAppLovinが強くなる、AppLovinが強くなることでAppLovin全体のCPMが上がり他ADNWからのシェアを取れると。

 

で、話をハイパーカジュアルに戻すと塗り絵系、アクション系がかなり牽引していたかなと思えます。特にアクション系は基本操作は1タップで、操作自体は簡単だけど画面遷移の綺麗さ、そもそもの見た目のデザインの洗練さなどもキーになっているんではないかと。

 

他の観点から言うとエンドカードプレイアブルが主流になったんじゃないかとも思えるくらいどこも実施してましたね。 動画プレイアブルよりもエンドカードプレイアブルの方がクリックアトリビューションを送りやすいなどの視点からADNWも積極的に提案しているんじゃないかと思えます。

 

じゃあ今年は?

ジャンルで言うとこのままアクション系が牽引していくだろーなーと。ただ画面遷移の綺麗さなどの重要性が高まっているので開発コストは多少なりとも今後高くなっていくだろうと。 特に.io系はゲームアプリトレンドでもあるPvPに見えるような、要は同時対戦、もと取り入れているので今後もたくさんの.ioがストアランキング上位を締めていくのではと思います。

 

また、アプリ主にて起こる事象は”パートナーと組むかどうか”と選択が迫られる状況になるかと。 海外と日本のハイパーカジュアルゲームを比べるとアプリデヴェロッパー

で戦っている会社は日本でしかおらずほとんどがパブリッシング事業を行なっている会社になります。当然プロモーションや資金力はパートナーが力を持っているので世界で勝ちたいなら必要な選択に上がるかと思われます。 ただしハイパーカジュアルゲームはいわゆる薄利多売のモデルなのでハイパーカジュアルゲームを攻める旨味とかは減ってしまうんじゃないかと。 

さらにパートナーだけの選択肢だけではなく、他会社からの買収オファー合戦も出てくるのではないかと思います。

多くの大手ゲーム会社はIAP系ゲームやコンソールの世界ではうまくいっていたものの、広告マネタイズの世界では全くでまたそのノウハウを欲している会社は多くあるのではないかと。 

 

アプリ主の支援会社であるADNWにも注意が必要で、

ADNWが今後取り得る行動としては

1.ブランド案件を取ってくる

2.クリエイティブの内製化とそのクオリティーを高める事 にあるかと思います。

この観点2で言うとAppLovinは強いですしIronSourceやVungleなんかもより注目されるかと思います。逆に言うとADNW自社内でクリエイティブ内製できない会社は今後さらにマーケットシェアが取れなくなっていくんではないかと。

ただ1のブランド案件はどこも苦戦している世界観なので一体どこが最初にマーケットをこじ開けれるのかが見物です。(2019年にその動きはないのかなー)

 

最後に

いい加減始まってもいいだろうって言う気持ちも込めて

ヘッダービッディングが普及すると思います。

なのでヘッダービッティングに対応できてない、できそうにないADNWもむずかくなるでしょうし人力でインプ割り振りとかしているSSPも2019年はとてもしんどい年になるかと!